読者「海外FXの入出金で、bitwalletを使うと便利と聞きました。銀行とは違うんですか?」
億マネ「複数の通貨を管理し、支払いや受取りに使うオンラインウォレットですよ。ただ、利用できる業者や手数料の条件は確認が必要なんです」FX業者への入金と、ウォレットから自分の銀行へ戻す手続きは別です。最後に受け取るまでの経路を考えて選びましょう。
この記事ではbitwalletの仕組み、入出金、費用、使う前に確認したい条件を整理します。使えば必ず安くなるという話ではなく、自分の金額や通貨で比較するための案内です。
bitwalletの費用は、どこへお金を動かすかで変わる
財布に入れる・支払う・銀行へ戻すという別の操作を分けます。
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| 操作 | 確認する費用・条件 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| bitwalletへ入金する | 銀行・カードなど方法ごとの料金 | カードはブランドなどで条件が異なる |
| 対応業者へ支払う | その業者が現在対応しているか | 過去に対応していた業者でも停止している場合がある |
| 他の利用者へ送金する | 相手や取引区分に応じた料金 | すべての送金が無条件で無料ではない |
| 銀行へ出金する | 国・通貨・利用区分ごとの料金 | FX業者から財布への出金とは別の手続き |
古い手数料表の金額を現在の料金とみなさず、公式料金表と実行画面を確認します。bitwalletの登録がFX業者の安全を保証することもありません。
bitwalletは何ができる?4通貨を扱うウォレット
bitwalletの会社概要では、2012年にシンガポールで設立され、決済サービスを提供してきたと説明されています。米ドル、日本円、ユーロ、豪ドルの4通貨を管理できるのが特徴です。公式サイトはカード情報のセキュリティ基準であるPCI DSSへの適合評価を受けていると案内していますが、それが取引先のFX業者や投資そのものの安全性を保証するわけではありません。
※PCI DSSはPayment Card Industry Data Security Standardの略で、カード会員情報を保護するためのセキュリティ基準です。『PCI DDS』や『Date Security』ではありません。投資元本の保証や金融業の営業免許とは区別してください。
オンラインウォレットや電子マネーは、サービスによって残高の性質、送金・払い戻しの可否が異なります。『電子マネーはすべて送金できない』と一律に分けるのではなく、そのサービスで何ができるかを規約で確認しましょう。bitwalletでは本人確認や受取人の条件も関係します。
対応状況を会員画面で確認したいFX業者の例
- XMTrading(入金分と利益分の出金条件を確認)
- Titan FX(現在の対応経路を確認)
- Tradeview(契約法人と利用可否を確認)
- iFOREX(現在の入出金条件を確認)
- FXGT(会員画面とウォレットの対象条件を確認)
- HFM(旧HF Markets。居住地・口座ごとの対応を確認)
ウォレットへ資金を用意するには?現在の受付方法を見る
公式案内では銀行振込による資金の準備や、カードによる支払いなどが説明されています。ただし、カードでウォレット残高を追加する機能と、カードを使って支払う機能は同じとは限りません。次の方法が自分のアカウントで利用できるかを、操作画面で確認してください。
入金方法
・クレジット/デビットカード関連の機能(残高追加・支払いの扱いを確認)
・銀行口座振込(本人名義・指定情報を確認)
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方法・機能 |
ブランド |
入金手数料 |
反映時間 |
|
クレジット/デビットカード(利用可否と用途を確認) |
会員画面で表示される対象カード |
ブランド・機能・契約による。申請画面の額を確認 |
承認・本人確認等の状況による |
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銀行口座振り込み |
– |
公式一覧は0円から(国による) |
国内銀行送金:受付・照合・銀行営業日による |
※振込銀行や中継銀行の費用は別に発生する場合があります。反映時間は保証ではありません。
以前のカード入金案内にある8%・8.5%を、現在のすべてのカード機能へそのまま当てはめることはできません。現行の各種手数料ページでは、カードによる支払いはブランドによって変わると案内されています。
読者「銀行なら完全に無料ですか?」
億マネ「bitwallet側が0円の条件でも、銀行側の振込手数料などが別にかかる場合がありますよ」銀行振込とカードを比べるときは、画面に表示された費用、反映見込み、出金時の制約まで確認してください。ブランド名だけで利用できるとは判断しないことも大切です。
銀行へ出金するときは、最低額と追加費用も確認
公式の受取案内では、本人の銀行口座への送金が示されています。個人向けの公表手数料は各通貨で10米ドル相当の金額を基本に国によって異なり、法人・マーチャントは事業内容によって0.8%からとされています。実際に適用される額はログイン後に確認し、銀行側の追加費用や換算も含めて見積もりましょう。
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出金方法 |
通貨 |
出金手数料 |
出金最低金額 |
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銀行口座振り込み(パーソナルアカウント) |
USD |
公式一覧では各通貨10米ドル相当。国・適用条件により変動、会員画面で確認 |
10USドル |
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EUR |
10ユーロ |
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JPY |
1,000円 |
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AUD |
10オーストラリアドル |
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銀行口座振込(ビジネスまたはマーチャントアカウント) |
USD |
事業内容により0.8%から。個別条件を確認 |
10USドル |
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EUR |
10ユーロ |
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JPY |
1,000円 |
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AUD |
10オーストラリアドル |
※受取銀行・中継銀行等の追加費用がかかる場合があります。受取りまで10日以上かかる場合や、最近のカード利用に伴い確認時間を要する場合も公式に案内されています。
送金できない国・地域も定められています。公式サイト内でも旧ガイドと受取ページの一覧に違いがあるため、次は現行の受取ページに掲載された内容を基準に示します。リスト外でも状況によって制限される場合があり、送金前に確認が必要です。
受取ページ掲載の送金禁止国・地域(変更の可能性あり)
アフガニスタン、ベナン、ボネール、ブルンジ、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ、クリミア、キューバ、ジブチ、赤道ギニア、エリトリア、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ガイアナ、イラン、イラク、カザフスタン、キルギス、リベリア、リビア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モーリタニア、モントセラト、ミャンマー、ナウル、ニジェール、ノーフォーク島、北朝鮮、パラオ、パプアニューギニア、セントバーセレミー島、セントクリストファーネイビス、セントマーティン、シントマールテン島、シエラレオネ、スーダン(南北)、スリナム、シリア、タジキスタン、東ティモール、トーゴ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、西サハラ、イエメン、ロシア、ペルー、南アフリカ、バングラデシュ、ジョージア。地域名は公式掲載に基づきます。
自分に合うかを考える5つのポイント
確認
・入金から銀行受取までの総費用を比較できる・対応業者の資金移動を共通ウォレットで管理できる場合がある
・用途に応じた法人・マーチャントアカウントの案内がある
・日本語の案内や問い合わせ窓口がある
・ユーザー間支払いには受取人や用途の条件がある
便利な面と、確認しておきたい制約を合わせて見ていきましょう。
手数料は安い?送金額に対する割合で考えよう
手数料の安さは、入出金額や通貨、相手先によって変わります。ほかの方法より常に安いとはいえません。
『入金0円、出金824円』という古い一律の覚え方ではなく、最新の手数料画面を確認してください。例えば仮に出金費用が1,000円なら、1万円の出金では10%、10万円なら1%に相当します。これは現在の料金ではなく比較のための計算例です。少額を何度も出すか、まとめて出すかで費用は変わりますが、費用を避けるためだけに必要以上の資金を預け続けないことも大切です。
複数のFX口座を使う場合、資金の流れをまとめて管理できる?
各FX業者がbitwalletの入出金に対応し、本人名義などの条件を満たす場合は、ウォレットを共通の窓口として使えることがあります。ただし、利益の出金先を銀行に限る、入金分だけウォレットへ返金する、といった業者側のルールがあればその条件に従います。
読者「どの会社のお金も自由にまとめられるわけではないんですね」
億マネ「はい。入金前に戻す経路を確認しておくと、後で困りにくいですよ」取引口座自体が統合されるわけではなく、履歴や税務上の記録は各口座分を保存してください。
個人・法人・マーチャントは、利用目的に合わせて選ぶ
bitwalletにはパーソナル、ビジネス、マーチャントの案内があります。法人のお金は個人のお金と分け、会社名義の確認資料や取引目的に合うアカウントを用意する必要があります。法人なら必ず資金効率がよくなる、手数料が安くなるというわけではありません。マーチャントは事業として決済を受け付ける用途などに関わるため、審査や契約条件、費用を確認しましょう。サイトを持っているだけで無条件に使えるとは限りません。
日本語で相談できる?回答の内容を記録しておこう
日本語の公式案内や問い合わせ窓口が用意されています。ただし、すべての質問が即時に解決する、初心者なら何も確認しなくてよいという意味ではありません。困ったときは取引番号、日時、通貨、金額、表示メッセージを整理して問い合わせましょう。パスワードや認証コードは第三者へ渡さず、公式の連絡先を使ってください。
ユーザー間支払いは、誰にでも送金できるわけではない
公式の個人向け案内には、対応通貨のユーザー間支払いを1米ドル・100円・1ユーロ・1豪ドルで行う説明があります。一方、各種手数料一覧は『無料から』と案内しているため、自分の支払い画面に適用される額を確認してください。受取人は登録された法人または個人事業主で、ビジネス目的の受取りに限る条件があります。友人や家族へ自由に送れる機能と混同しないようにしましょう。
登録する前に、使う経路と合計費用を確認しよう
bitwalletは複数通貨の管理や対応先への決済に使えるサービスですが、FX業者からの出金と、銀行への受取りまで含めて条件を確認することが大切です。登録フォームの入力が短時間でも、本人確認や審査を終えて全機能を利用できるまでの時間は別です。顔写真付き本人確認資料、住所確認資料など、現在求められる書類を案内に沿って準備してください。
アカウントにはトライアル、ベーシック、プロ、アンリミテッドというステイタスの案内があります。本人確認や利用状況などによる条件があるため、名前だけで利用限度や手数料を判断しないでください。割引を受けるためだけに不要な入出金を繰り返す必要はありません。
読者「まず自分のFX口座で使えるか、その後銀行までいくらかかるか、ですね」
億マネ「その順番で確認してみましょう。便利さだけでなく、出金条件や管理のしやすさも合わせて比べるとよいですよ」不明な点を解消してから、利用するかどうかを決めてください。



