バイナリーオプションはやめておけと言われる理由は?

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「バイナリーオプションが儲かりそうだ」「少ない手取りを大きくしたい」そう考える人にとってバイナリーオプションはある意味魅力的に映るかもしれません。しかし、安易に始める前にいろいろ調べてみると「バイナリーオプションは胡散臭い」「バイナリーオプションはやめておけ」といった口コミや投稿を見かけることもあり躊躇している人もいるのではないでしょうか?

この記事ではバイナリーオプションがなぜやめておけと言われるのか、その理由について考えたいと思います。

バイナリーオプションとは?

そもそもバイナリーオプションとは、どのようなものなのでしょうか?

バイナリーオプションは通貨ペアの為替レートが一定時間経過したあと、指定したレートより上か下かを予想する取引を指します。

まずは、値動きしている通貨の中からこれだと思った通貨ペアを選択します。通貨ペアは「米ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」など業者によってさまざまです。そして、選んだ通貨が一定時間経過したのち「上がる」か「下がる」かを予想します。判定時間は短いもので数十秒から数分、長いものだと30分や1時間といったものもあります。その判定時間までに、相場を読んで動く方向にヤマを貼ります。

そして、通貨ペアを決めたのち予測を行ったらチケット購入を行います。金額設定は限度額までであればいくらでも可能です。チケット購入後に判定時刻が経過すると、取引結果が出ます。これにより上がるか下がるかが自動判定され、配当がなされるかが決まります。値動きの予測が当たった場合には、報酬を受け取ることができますが一方で外れた場合、報酬はなくチケットの購入金額を失います。アットザマネーの場合には、業者によって返金されるケースもあれば、没収されるケースもあります。

ギャンブルトレードになりがち

バイナリーオプションは投資の一種です。しかし、その特性からしばしギャンブル的に捉えられる傾向にあります。バイナリーオプションは、ある時期におけるレートが現在のものより高いか低いかを予想して当てる取引です。基本は2択(引き分け=アットザマネーの際には返金対象となるか没収となるかは業者によって異なります)ですので、まさに五分五分の勝負となります。

そのため、オンラインカジノや博打のようにギャンブル的な感覚で投資を行ってしまうため、気が付いたら自制できずに自己資金を大量投入していた、なんてことになりかねません。つまり、あまり考えずにバイナリーオプションは出来てしまうのです。これが株やFXであれば、知識を身に付けないと勝つことすらままならないでしょう。もちろん、バイナリーオプションでも為替相場を読めるなどの知識習得は必要ですが、簡単にできると思われがちなのがバイナリーオプションの怖さでもあります。

詐欺が多い

SNSなどを見ているとバイナリーオプションでこんなに儲けたといった投稿を行っている人が一定数います。それを鵜呑みにして投稿者のセミナーに参加させられたり、情報商材を買わされたりといった詐欺被害は後を絶ちません。バイナリーオプションに限らず、投資系コンテンツには詐欺まがいのものは多いですが、このような背景から「怪しい」と思われるのもバイナリーオプションの特徴の一つかもしれません。

短期間で大きく稼ぐことができない

バイナリーオプションは、最大投資金額が決められているため、大きな利益を稼ぎにくい投資です。最も高いペイアウト率でも2.3倍(theoptionやハイローオーストラリア)なので、1,000円投資しても最大で2,300円にしかなりません。つまり、利益を大きくするのには時間がかかるのがバイナリーオプションなのです。

FXであれば、レバレッジをかけたトレードであわよくば大金を掴むことができるかもしれませんが、バイナリーオプションはリスクが少ない分利益も出しにくい点はネックです。

出回っている情報が少ない

バイナリーオプションは、株やFXなどの金融投資に比べて出回っている情報が少ないため、自分のトレード手法が的確なのかどうなのかすらよくわからないケースが多いです。バイナリーオプションの書籍は非常に少ないため、頼りになるのは公式サイトと思うのですが、残念なことに多くのバイナリーオプションの日本語公式サイトは情報がスカスカです。
情報が少なければ、やりたいという気にもなかなかなれず、結果として勝てない勝負に挑むことになります。

本気でバイナリーオプションをするのに必要なこと

バイナリーオプションを行うには、まずデモトレードでバイナリーオプション自体を知ることです。よく、いきなりリアルトレードを行う人がいますが、取扱説明書を見ずしていじってもうまく行かないことがあるのと同様、使い勝手を知ることから始めましょう。デモトレードは口座開設を行わなくても利用できるものも多く、いきなり上がるか下がるかを予想することからスタートできたりします。ただしデータ保存機能が無く、ブラウザを閉じたらそれまでの取引情報が一切消えてしまうため、本当に動作確認を行うためのものであるという認識で利用してみましょう。

また、どのバイナリーオプション業者を選べばいいのかはかなり勝敗に影響します。日本で展開しているバイナリーオプション業者はいくつかありますが、ボーナスキャンペーンに注力しているところもあれば、ペイアウト率が高い点を売りにしているところもあります。一方で全く公式サイトの日本語が理解できないようなところもあります。海外ではどんなに実績があっても、日本でサービスを受ける以上日本向けのサービスがしっかりしているところ選ばないと、何かトラブルが発生した際には非常に脅威になります。

日本人に人気のバイナリーオプション業者は「ハイローオーストラリア」が断トツです。ペイアウト率も高いですし、サポートはしっかりしていますので、困ったらハイローオーストラリアを選んでおけば安心です。

海外バイナリーオプションより国内バイナリーオプションの方が安全か?

よく海外のバイナリーオプションより国内のバイナリーオプションの方が安全ではないか?ということが言われます。結論からすると別にどちらも安全面からいえば同じです。日本のバイナリーオプションであれば金融庁登録されていますし、海外バイナリーオプションであれば金融ライセンスを所持しているところであれば、一定の安心は担保されるからです。

ただ、よく言われるのが日本の金融庁登録していない海外バイナリーオプションは不安と揶揄されるのですが、なぜ海外のバイナリーオプション業者が日本の金融庁登録を行わないかというと、際立ったサービスができなくなるためです。豪華ボーナスは海外バイナリーオプションの特長ではありますが、日本のバイナリーオプションでは豪華ボーナスは提供することすらできません。

まとめ

海外バイナリーオプションをやろうと思っても、やめる必要は全くありません。むしろ投資をする上ではバイナリーオプションは理にかなったコンテンツで、勝率は約50%と高い数値を誇ります。ペイアウト率が2倍であれば、倍々にしてくことはできるでしょう。その分時間がかかってしまうのはネックですが、比較的安全な投資方法がバイナリーオプションなのです。